ホラー月間を迎えて

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ホラー月間を迎えて
 今月はホラー月間である(JASONの勝手に決めた月間です)。それに因んで最近観たホラー映画を紹介する。
 先ずは「バーニング」(1981)。ホラー映画の古典的名作である。しかしながらメディアの変化に乗り遅れてしまい、観る機会が無かったのだ。どういうことかというと、本作は映画の後のビデオソフトになる際、時代を考えれば「ビデオテープ」即ちレンタルビデオが初期の形態となる。そして次なるメディアはDVD化という波が待ち構えているのだが、北米向けという限定版だったようで、ある意味乗り遅れてしまったのだ。この時点でソフトはビデオテープしかないという正に「幻のホラー作品」となってしまう。尤も残虐シーンで様々な指定を受けていたというのもソフトの発売にブレーキを掛けていたのかも知れぬ。
 ジャケットの絵は草刈用のかなり大きな「はさみ」の影を前面に押し出しているので「バーニング(燃え尽きる)」とどう関連してくるのか昔からギモンに思っていた。
 そしてつい最近になってメディアがブルーレイの時代となって運良く?ソフトとして認識されブルーレイ・ソフトとしてリリースされたのだ。即ちハイビジョン・リマスターとして。こうした動きを基に某ケーブルで放送された「バーニング」をようやく観られたのだ。因みに「バーニング」とは過去に若者たちに燃やされた人間のことで、彼はそれを理由にリベンジの鬼と化す訳。
 いやいやこれは傑作でありました。ホラー映画の古典「13日の金曜日」を上手く取り入れていて、サマーキャンプに集う若者たち、そこに忍び寄る殺人鬼、そして繰り広げられる殺戮の数々、とまあ定番中の定番の展開で安心して?観ていられる。何せ特殊メイク(つまり血しぶきなどですな)があのトム・サビーニ。残虐シーンにも一種の節度が感じられ、静かな恐怖を醸し出すことに成功している。音楽がリック・ウエイクマン。ロックバンドのイエスのキーボード奏者で今回は殺人鬼が獲物(つまり若いギャルたち)を狙うカメラワークになるとオルガンで盛り上げる。このオルガンがチープである筈なのだが気が利いておりアドリブのようで実に素晴らしいのだ。
 既に30年以上昔の作品だから演出は相当にダルいし進行もまだるっこしい。しかしながら、才能溢れる人々で作られている所為かインパクトは非常に強い。古典的名作とはこういう作品のことを言うのだろう。

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JASON

Author:JASON
はじめまして。JASONと申します。ホラー映画が大好きで放映される作品は大概録画して観ています。時間が許せば劇場にも足を運びますが、ことホラー映画に関して言えば米国で公開された数の十分の一くらいしか我が国で公開されないのが残念です。因みにハンドルネームのJASONは御存じ13金のシリーズから取ったものです。さて小生の他の趣味ですが楽器では習い事レベルですが、クラシックのヴァイオリンとジャズピアノを奏します。またカクテルに興味があり、冬はマンハッタン、夏はマルガリータなどを作って楽しんでいます。更に ホームページギャラリー「チェリーとジャンヌ」を公開中です。黒猫チェリーと白猫ジャンヌが登場するイラストストーリーとギャラリーの二本立てになっています。見て頂いた方々のご感想や意見交換などをホームページつくりに反映していきたくよろしくお願いします。なお、URLはhttp://parnassum.web.fc2.com/です。

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