ホームページの裏話(94) 総集編第四回

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ホームページの裏話(94) 総集編第四回

 総集編第四回は連載しているストーリーとは別のスペシャル編「ネコギャラ(ネコのギャラリー)を二編お送りする。
 先ずは「チェリーとジャンヌの名画への招待」ということで様々な絵画のパロディを掲載しているが、その中のマネの「オランピア」について述べてみよう。この絵の原画については以下の話が伝わっている。この絵が発表された当時のフランスでは、黒猫は娼婦の暗喩であり、従って裸婦が横たわるこの“舞台”はいかがわしい場所を想像させる。それだけでも題材としてセンセーショナルなうえ、さらなる問題は彼女がまっすぐに観客を見つめていることである。それまで裸婦という題材は数かぎりなく描かれてはきたが、それを鑑賞する人々が絵の中の裸婦と目線をあわせることはなかったのである。よって当時のパリの画壇では相当の不評を買ったという。さてそのオランピアであるが、今回はジャンヌちゃんを裸婦に模し、花束を持つ黒人をチェリーちゃんに、そして黒猫はテディ・ベアーという分担にした。
 次はセザンヌの「サント=ヴィクトワール山」についてである。作者はセザンヌの絵を見て先ずは「ネコがぎょうさんおる」と思ったそうな。その印象からネコに見える部分を強調してみたのがこの作品というわけである。勿論、印象派としてもその色の使い方などにセザンヌの非凡な才能が現れていることは言うを待たぬ。是非元の絵を鑑賞いただき、ネコについて確認されることをお勧めする。以下他の名画についてもそのパロディを楽しんで頂ければ幸いである。
 二番目の「ドビュッシーの子供の領分」はドビュッシーの小曲集「子供の領分」のイメージを元にした絵画集である。その第一曲である「グラドス・アド・パルナッスム博士」は、ドビュッシーがクレメンティの練習曲「グラドス・アド・パルナッスム」から想を得て作曲したもの。即ち、味気ない練習曲(実際は違うのだが)を“博士”という人物に見立てている訳だ。さて、その曲をモチーフとしてピアノの鍵盤を果てしなく続くバベルの塔に見立て、チェリーちゃんが必死で練習曲に挑戦している姿として捉えたと作者は語っている。更にジャンヌちゃん扮する“こわーい先生”がムチを振っているが、このムチは通称「ネコつり(ネコじゃらし)」と言われているもの。つまりこの場合、文字通り“アメとムチ”という訳である。また塔の頂上にあるのはピラミッドで有名なベンベン石でこれは永遠を象徴している。これは“練習には終わりが無い”という過酷な意味合いにも通じるのだ。よって鍵盤だけが、さらに天空へと昇って行くのは当然であろう。
 今後もこのネコギャラシリーズを適宜掲載していく予定なので乞うご期待。

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はじめまして。JASONと申します。ホラー映画が大好きで放映される作品は大概録画して観ています。時間が許せば劇場にも足を運びますが、ことホラー映画に関して言えば米国で公開された数の十分の一くらいしか我が国で公開されないのが残念です。因みにハンドルネームのJASONは御存じ13金のシリーズから取ったものです。さて小生の他の趣味ですが楽器では習い事レベルですが、クラシックのヴァイオリンとジャズピアノを奏します。またカクテルに興味があり、冬はマンハッタン、夏はマルガリータなどを作って楽しんでいます。更に ホームページギャラリー「チェリーとジャンヌ」を公開中です。黒猫チェリーと白猫ジャンヌが登場するイラストストーリーとギャラリーの二本立てになっています。見て頂いた方々のご感想や意見交換などをホームページつくりに反映していきたくよろしくお願いします。なお、URLはhttp://parnassum.web.fc2.com/です。

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