季節の音楽(弥生~その2)

季節の音楽(弥生 その2~アンドレ・ギャニオン)
 カナダ生まれのアンドレ・ギャニオンが有名になったのは、「Age35」とかゆー2000年頃のトレンディ・ドラマの主題歌を作曲したことに一般的には起因する。しかし彼の本来の活動は1970年の万博で来日した頃からと相当に年季が入っている。
 小生が聞き出したのは1990年頃のNHK-FMの夕刻の名物番組「サウンド・クルーザー」(以下SC)で知り得たからである。今でも語り草となっているこの番組は「アンビエント・ミュージック」なる新ジャンルを確立したことでも知られている。それまでのイージーリスニング(所謂ムード・ミュージック)がエレベーター・ミュージックと酷評されたことに比べ、アンビエント・ミュージックは「寛ぎ」「癒し」などの怪しげな単語と結びつき新たな市場を開拓していたのだ。その線上にかつてのセント・ギガなどがあることは言うまでも無い。
 そのSCでよく流れていたのがアンドレ・ギャニオンというわけ。メロディはシンプルで佇まいはショパンに近い。左手のコードはすべからくアルペジオとなって、滑らかな雰囲気を醸し出している。その単純なメロディ故に楽譜が色々と出版されている。
 1990年の春頃から「風の道」「インプレッション」「静かな生活」なるアルバムが立て続けにリリースされ、いずれも小生にとってはお気に入りとなっている。これから春が煌(たけ)る直前の静かなひとときを実に旨く表現している。
 尚、数年前までは毎年のように来日していた。ピアノ独奏であったが、それだけにメロディの良さが堪能できたし、彼のトークではご家族(大家族)の話題が取り上げられ、これまた違う側面を見ることができた。それは春では無く秋口だったような気がするが。
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はじめまして。JASONと申します。ホラー映画が大好きで放映される作品は大概録画して観ています。時間が許せば劇場にも足を運びますが、ことホラー映画に関して言えば米国で公開された数の十分の一くらいしか我が国で公開されないのが残念です。因みにハンドルネームのJASONは御存じ13金のシリーズから取ったものです。さて小生の他の趣味ですが楽器では習い事レベルですが、クラシックのヴァイオリンとジャズピアノを奏します。またカクテルに興味があり、冬はマンハッタン、夏はマルガリータなどを作って楽しんでいます。更に ホームページギャラリー「チェリーとジャンヌ」を公開中です。黒猫チェリーと白猫ジャンヌが登場するイラストストーリーとギャラリーの二本立てになっています。見て頂いた方々のご感想や意見交換などをホームページつくりに反映していきたくよろしくお願いします。なお、URLはhttp://parnassum.web.fc2.com/です。

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