季節の音楽 弥生

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季節の音楽 弥生
 季節の音楽(弥生)は「サン・サルバドール・クインテット」の「ゴーン・ウイズ・ザ・ウインドウ」を採り上げる。過去“春の宵はファンキージャズ”といううたい文句で様々なアルバムと共に紹介したことがあるが、今回は単独で採り上げる。
 サン・サルバドールは1925年生まれのジャズギタリスト。軽いノリが中心の白人ジャズが得意である。1953年クリスマスに録音された「Sal Salvador Quintet」と題されたアルバムはBlue Noteの10インチ盤なので収録曲数は少ないがどれもが軽快で屈託のない趣に満ちた佳曲ばかりである。ピアノ、ギター、とリズムセクションという基本フォーマットに加えてサックスが良いタイミングで絡む。手放しでその音楽に身も心も委ねているだけで幸福感に浸れる。
 「ゴーン・ウイズ・ザ・ウインドウ」はアルバムトップの曲でオープニングに相応しく思いっ切りハッピーな曲だ。未だ底冷え感の残る弥生という季節に聞くと少なくともハートだけは春の気分になれる。
 その昔FMラジカセで録音して気に入ったのだが、今回CDで聞いてみると“モノーラル”録音ながら各楽器の骨太な音色に驚かされると同時にその(春を予感させる)暖かさが実に頼もしい。隠れた名盤であろう。
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テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

下町のネコ事情(第二十七回)

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下町のネコ事情(第二十七回)
 下町のネコ事情が続くが、今回は久々に出遭った「居酒屋アメショー」を採り上げる。前回のブログ(2013-12-13第21回)に書いた通り、何時も佇むガラス扉が怪しからぬ輩によってヒビが入ってしまってからは、その姿を全く見掛けなくなってしまい、その安否が気になっていたところであった。
 ところが、数日前の昼下がりに何の気なしに覗いたところ、ガラス扉の向こう側にちょこんと座っていたのだ。いやいや3ヵ月振りのご対面である。何より五体満足で元気な様子が頼もしい。こちらを見つめる愛らしいまなざしも以前とまったく変わっていない。今後も居酒屋の“招き猫”として愛嬌をふりまいて頑張ってほしいものである。

テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

下町のネコ事情(第二十六回)

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下町のネコ事情(第二十六回)
 今回の主役はノルウェイジアンのミスターK。既にこのブログでも2回程採り上げている。シャミーちゃんの居るアパート群からは少し離れた下町の住宅街に出没する。飼い主の家近辺から余り離れないように見受けられるから、時間が分れば頻繁に遭遇することはある程度可能なのだ。何しろあの大きさであるからかなり目立つはずなのだが、さすがノルウェイの森で狩りをしていた?頃の“コスチューム”は日本の雑然とした住宅街に“意外と”とけこんでしまうのだ。写真にあるようにここなら安全とばかりに並んだ自転車の間に入ると判別しにくくなってしまう。
 走り抜ける彼に「ミスターK!」と声を掛けると、まるで子供たちの遊び“だるまさん転んだ”の如くピタっと身体が停止し、こちらを振り返り様に周囲のものに頭をスリスリするという、まあ実に変わった行動を採る。しかし大きい割には相当素端っこく、未だ撫でまわした事は無い。また啼き声をも聞いていないのだ。今後の探求にご期待頂きたい。

テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

下町のネコ事情(第二十五回)

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下町のネコ事情(第二十五回)
 今回は先日の大雪の際のシャミーちゃんのお話をしてみよう。延々と降り頻った雪は降る時に強風を伴って吹雪となった。当日朝に出前をしてみるとアパートの掃除用具置き場に避難(?)していた彼は誰かの敷いた布の上にちじこまっており、周囲はちり取りなどで囲ってあるもののつまりは吹き晒し状態であった。
 我々は寒い日には餌をあげているアパートの住民の部屋に泊めてもらっているとばかり思っていたが、凍えていて食欲も落ち生命の危機も感じられる状態であったので、急遽引き返し段ボールによる「シェルター」を作り、早速持って行きなんとか掃除用具置き場の片隅に押し込んで安定させることに成功した。しかし出来たら出来たで怪しげと感じたのか彼は入ろうとしない。・・・がすぐにそのシェルターの後ろに(元いたところ)に逃げ込んだので吹き曝し状態はある程度解消された訳だ。正に危うく凍死寸前という危機一髪の状況ではあった。
 その後は雪も止み暖かい日もあったりして段々元気を取り戻している。そして“住居選び”に慎重だった彼も後日“入居”が確認されてホッとさせてくれた。写真はシェルター設置の日のもの。雪が階段下まで侵入してきているのが分る。

テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

書評 荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

表紙
書評 荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
 今回は最近読んだ本の紹介をしたい。題名は「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 」(集英社新書)という。当ブログのテーマには“ホラー”が含まれているので採り上げさせて貰った次第である。
 ホラー映画は過去かなりマニアックなジャンルであったのだが、最近は鎮静化しているものの、それは一ジャンルとして市民権を得たことの証明とも見受けられる。そして変貌はしているが今もって捉えどころのない世界といえよう。だから作者はそのあたりを丁寧に解説している。
 先ずはホラー映画をジャンル分けしている。不明確な世界をグルーピングするのだからある意味の「思い込み」は必要だ。そこで「ゾンビ」「田舎に行ったら襲われた」などかなり意外な分け方を採用しているのだが、これがツボに嵌っていて中々宜しい。
 次に区分された古今東西のホラー映画の分析が始まる。そこには「何故怖いか」ということよりも「何故引き込まれるか」に軸足が変わってくるのがミソである。
 また作品のクリエーターたちが紹介されるのだがこれが名前の紹介だけで終わっているのが惜しい。つまり分析と名前が結びつかないのだ。例えばクリエーターたちの生い立ちとか他の作品との関わり合い等が作品の面白さとどう結びついているかについて更に言及されるともっと興味深い内容になっていただろう。
 例えば名作「エクソシスト」が何故怖いのかといえば監督のウイリアム・フリードキンの徹底した(ある意味架空)のリアリズムにある訳で、これは実際、彼の前作「フレンチ・コネクション」では恐ろしいばかりに発揮されていたのだ。
とはいえホラー映画についてこうした斬新な切り口で考察した当著作は類を見ないと思われる。今後は映画というジャンルに留まらず、ビデオ作品、テレビドラマシリーズ等にも拡大して分析を進めて欲しいものである。

テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

プロフィール

JASON

Author:JASON
はじめまして。JASONと申します。ホラー映画が大好きで放映される作品は大概録画して観ています。時間が許せば劇場にも足を運びますが、ことホラー映画に関して言えば米国で公開された数の十分の一くらいしか我が国で公開されないのが残念です。因みにハンドルネームのJASONは御存じ13金のシリーズから取ったものです。さて小生の他の趣味ですが楽器では習い事レベルですが、クラシックのヴァイオリンとジャズピアノを奏します。またカクテルに興味があり、冬はマンハッタン、夏はマルガリータなどを作って楽しんでいます。更に ホームページギャラリー「チェリーとジャンヌ」を公開中です。黒猫チェリーと白猫ジャンヌが登場するイラストストーリーとギャラリーの二本立てになっています。見て頂いた方々のご感想や意見交換などをホームページつくりに反映していきたくよろしくお願いします。なお、URLはhttp://parnassum.web.fc2.com/です。

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