想い出のオールデイズ(マイ・ホームタウン)

想い出のオールデイズ(マイ・ホームタウン)
 「ダイアナ」で有名なポール・アンカの1960年のヒット。“マイ・プリティ・リトル・タウン~マイ・ホームタウン”で始まるこの曲は、お気に入りの故郷を謳いあげたシンプルかつハートフルなソングである。それほど感情的にならず淡々と唄っているのが良い。
 実は彼はレコード会社を移籍しているのでこの曲は2ヴァージョンある。即ち、ABC盤(モノラル)と新しいRCA盤(ステレオ)との二つだ。RCA盤では何故かスキャットやフェイクを入れて差別化を図っているのだが、逆に鼻についてしまう。小生としては旧盤に心ひかれるものがあるのだが、実はこの時期にABCレーベルには後のあのジャズ・フュージョン界の大物プロデューサー“クリード・テイラー”がおり、ポール・アンカを担当していたとしたら、興味深い。
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テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

シン・シティ

シン・シティ(2005年米国映画)
 アメコミの原作者フランク・ミラー、職人監督ロバート・ロドリゲス、際物監督クエンティ・タランティーノ、この3人ががっちりとタッグを組んで共同監督した話題作である。名前を見ただけで作品がイメージされてしまうが、要はコミック(というか劇画)をそのままスクリーンに置き換えた結果、超ヴァイオレンスでそして過激な映像が実現したというわけ。ストーリーは二つのエピソードから成り、探偵、美女、悪漢、拳銃、車、お酒、ネオンサイン、など大道具小道具が打ち揃ってフル稼働しているのだ。この世界観は最初とっつき難いかも知れぬが、一度ハマるとさあ大変、正にジェットコースター的展開に引き込まれるという寸法。白黒をベースにして花やら血やらにのみ彩色するというやや古典的な手法もこうした作品では効果満点である。またこの映像感覚はジャンルもの(つまりB級)を愛する輩には堪らないものといえよう。ブルース・ウイリス、ジェシカ・アルバ始めとする俳優陣も楽しそうに参加している。傑作であります。

テーマ : アクション映画
ジャンル : 映画

ジャズ・パラダイス(リチャード・ティー)

ジャズ・パラダイス(リチャード・ティー)
 金曜日はジャズ・パラダイスということでジャズマンを紹介している訳だが、今まではかなり行き当たりばったり(即ちアドリブ的?)で進めていたのを、今回からは前回からの繫がりを持たせることにした。つまり幾ばくかは“因果律”に基づこうという魂胆である。
 さて前回はドラムのスティーヴ・ガッド。彼が著名になったのは言わずと知れたグループ「スタッフ」である(実際はクリス・パーカーとのツインドラムというユニークな編成であった)。ここでピアノ(&キーボード)を担当していたのがリチャード・ティーなのだ。彼のピアノはかなり独特で所謂“ブギウギ”に根差した奏法である。それは正に黒人のテイストで、その技巧の素晴らしさもあって遂にはソロのCDも何枚かリリースしているほどなのだ。その第一作「ストローキン」のラスト曲ではスティーヴ・ガットとのデュオでエリントンの「A列車で行こう」を演奏しているのだが、これが凄い!ドラムとピアノだけというフォーマットながら二人の掛け合いが実に“ソウル”であり“ブルース”であり“ゴスペル”なんである。しかし、彼は1993年惜しくも癌で亡くなってしまった。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ホームページの裏話(43)

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ホームページの裏話(43)
 ホームページ「チェリーとジャンヌ」1月号から。「チェリーとジャンヌの名画への招待」ということで様々な絵画のパロディを掲載しているが、その中のマネの「オランピア」について。この絵の原画については以下の話が伝わっている。この絵が発表された当時のフランスでは、黒猫は娼婦の暗喩であり、従って裸婦が横たわるこの“舞台”はいかがわしい場所を想像させる。それだけでも題材としてセンセーショナルなうえ、さらなる問題は彼女がまっすぐに観客を見つめていることである。それまで裸婦という題材は数かぎりなく描かれてはきたが、それを鑑賞する人々が絵の中の裸婦と目線をあわせることはなかったのである。よって当時のパリの画壇では相当の不評を買ったという。さてそのオランピアであるが、今回はジャンヌちゃんを裸婦に模し、花束を持つ黒人をチェリーちゃんに、そして黒猫はテディ・ベアーという分担にした。

テーマ : イラスト
ジャンル : 趣味・実用

関西グルメ体験記(ラパンブルー)

関西グルメ体験記(ラパンブルー)
 JR摂津富田駅から2分の「魚介ダイニング・ラパンブルー」を紹介する。駅からのアクセスの良さもさることながら、店内は全てが“手作り”のようなインテリアで実に安らぎを与えてくれる。壁に魚の解説表?が貼ってあるのも楽しい。
 さて今回はランチタイムに行った。ランチは3種類でパスタ系2種(1380円)、コース系(1580円)である。そこで魚介のコースを食した。先ずは「牛蒡のポタージュ」に始まり、「つばすのカルパッチョ」、そしてメインの「め鯛のポワレ」、そして「パン」と進むそして。全てが考え抜かれ量質とも価格からすれば申し分のない内容である。特にカルパッチョとポワレには野菜がたっぷり添えられていて良心的である。また食後のコーヒーも香り豊かで量も十分ある。尚、ブログによれば店名どうり、マスターは青いウサギと暮らしているらしい。

テーマ : Lunch♪
ジャンル : グルメ

季節の音楽(睦月その4)

季節の音楽(睦月その4)
 (睦月その4)は「モーツァルト作曲 ディベルティメントK563」を採りあげる。これも録音した期日が原因となっている。即ち、1986年1月11日の朝早くNHK-FMのクラシック番組から録音したものだからである。曲はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという極めてシンプルな構成ながらモーツァルトの真髄に溢れた名曲と言って良い。
 この曲が気に入ったのはやはり演奏者に起因している。というのは、チェロがヨーヨーマ、ヴァイオリンがギドン・クレーメル、ヴィオラがキム・カシュカシアンという当代一番の面々だからで、先ずはそのダイナミックレンジの広い音に吃驚したものだ。そしてスケールの大きな演奏は大袈裟に言えばそれまでのK563の概念を吹き飛ばして仕舞っている。一年の初めに聴くには誠相応しい音楽と言えよう。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ヒッチャー

ヒッチャー(2007年米国映画)
 1986年のホラーの名作をトランスフォーマーなどで有名な監督マイケル・ベイがリメイクした作品(製作を担当)。彼は余程ホラーのリメイクが趣味?とみえ、2009年はあの「13日の金曜日」を、そして2010年には「エルム街の悪夢」をリリースする有様。
 さて本作ヒッチャーはオリジナルの脚本家エリック・レッドの原案をほぼそのまま踏襲している。即ちカップルがドライブしているとヒッチハイカーのサイコ野郎が乗り込み凶行に及ぶ。しかしかろうじて逃れて警察に駆け込むのだがサイコ野郎も乱入。そして警察署(と言っても片田舎なので人はほとんどいない)全員が殺され、あろうことかカップルに容疑がかかる。こうしてサイコ野郎と警察の両方から追われる羽目になって物語のテンションはどんどん上昇。ついにはカップルの男性の方が殺され、いよいよ残された人間、即ち女の子とサイコ野郎の対決へと流れ込む。いいですなあ。こーゆーの大好き!この女の子を先日紹介した「デス・ゲーム」で最後まで生き残ったソフィア・ブッシュが熱演。彼女はホラー映画にありがちなスクリーミング女優では無くて、勇ましく立ち向かうタイプなので正にうってつけ。リメイクとはいえ、最後まで飽きさせない演出は高く評価されて良い佳作であります。

テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

想い出のオールデイズ(悲しき片思い)

想い出のオールデイズ(悲しき片思い)
 1961年のヘレン・シャピロの大ヒット。この邦題は原題が「You Don’t Know」だからイイ線いっていると思う。しかもこの“悲しき”と“片思い”という単語はその後のポップス邦訳題名の正に代名詞となっているからして、この曲が果たした役割は計り知れないモンがあるのだ。
 さてヘレン・シャピロはイギリスの女性ポップス歌手。歌声が図太くて唄いまわしが鉄火女みたいな迫力がある。当時のガールズ・ポップスとしてはかなり異色だが、“片思い”をシンプルに切々と歌い上げ、返ってその生臭さを帳消しにすることに成功している。当時は旋律にせよ歌詞にせよある程度“定番化”してしまったため、大ヒットするためにはその歌声や唄いまわしのユニークさで勝負するしかなかったのだ。
 我が国でこの曲をカバーしたのは御存じ弘田三枝子で同じ路線を狙ったものであることは明白であろう。

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

ドリーム・ガールズ

ドリーム・ガールズ(2006年米)
 ブロードウエイで大評判をとった作品の映画化である。監督はビル・コンドン。1960年代女性黒人ポップグループのサクセス・スートリーだが一見してこれは(ダイアナ・ロスと)シュープリームスを題材にしているのが分かる。
 様々なコンテストで優勝を続け、メディアに登場する過程で男女のトラブルが巻き起こる。それをエディ・マーフィが楽しそうに演じている。どちらかと言えば彼としてはダークな役なのだがよくハマっている。これに反してジェレミー・フォックスは「レイ」ほどの力演ではなくつまらない。何より音楽が中心なのか、ドラマが中心なのか判然としない。 
 ビヨンセの声も、アメリカンアイドルなる番組で素人から一躍脚光を浴びたジェニファー・ハドソンの歌も素晴らしいのだが、それだけにドラマのスケールがしょぼいのが惜しまれる。要は音楽映画としての完成度は極めて高いのだがドラマが長尺過ぎるのだ。とはいえ2007年度のアカデミー賞で助演女優賞(ハドソン)、最優秀録音賞を獲得したのだから大したもの。

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

ジャズ・パラダイス(スティーヴ・ガッド)

ジャズ・パラダイス(スティーヴ・ガッド)
 ジャズメンの中ではドラマーは怖い顔立ちの人が多い(私見だが)。懸命にリズムを刻んでいる姿は近寄り難く、触ると怪我をしそうなのだ。そんな中でスティーヴ・ガッドはヒゲ面ながら温和な顔立ちをしていると思う。1970年代に「スタッフ」のドラマーとして華々しくデビューを飾った後、各種のセッションドラマーとして引っ張りだことなり、自らのグループ「ガッド・ギャング」を結成し、「ステップス・ア・ヘッド」等のグループを経て、今でも第一線で活躍している。
 彼のドラムの特徴は音の立下りである。立ち上がりは普通なのだが、終わりがバサッというように極めて短時間に切れるのだ。つまりデジタル風とでも言おうか。これがスタッフのビート感覚に合致したという訳だと思う。昨年は「L’Image」なるグループを引っ提げて東京JAZZ2009に参加したしていたのが記憶に新しい。

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

プロフィール

JASON

Author:JASON
はじめまして。JASONと申します。ホラー映画が大好きで放映される作品は大概録画して観ています。時間が許せば劇場にも足を運びますが、ことホラー映画に関して言えば米国で公開された数の十分の一くらいしか我が国で公開されないのが残念です。因みにハンドルネームのJASONは御存じ13金のシリーズから取ったものです。さて小生の他の趣味ですが楽器では習い事レベルですが、クラシックのヴァイオリンとジャズピアノを奏します。またカクテルに興味があり、冬はマンハッタン、夏はマルガリータなどを作って楽しんでいます。更に ホームページギャラリー「チェリーとジャンヌ」を公開中です。黒猫チェリーと白猫ジャンヌが登場するイラストストーリーとギャラリーの二本立てになっています。見て頂いた方々のご感想や意見交換などをホームページつくりに反映していきたくよろしくお願いします。なお、URLはhttp://parnassum.web.fc2.com/です。

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